お試し3輪の製作2(TJ3Bとモータードライバの取り付け)

今まで2輪だったけど、とりあえず3輪を作ってみたいという人のための記事です。

お試し3輪の製作1の続きです。


今回も動画を取りました。
こちらをご覧ください。
前回と違って、解説の音声を入れてあります。
Youtubeの機能で字幕も出せますので、そちらを見ながらやると良いと思います。
ゆっくり見る必要がないところは倍速で見るのがおススメです。

とりあえず、こちらをみてもらえれば、思ったより多くのことはしていないです。
ただ、一つ一つのことがけっこう重要だったりするので、一個一個分からないなりにまずは試してみると良いでしょう。
試すことで、壊しながらでも分かると思います。ただ、今回の部品であれば壊したとしても被害は少ないですし、初めての場合はなんらかミスがあるものです。モーターとギヤボックスに関しては一つ予備があるので、安心できますね。

使ったものの部品リストをあげておきます。

モータードライバー

2ピンのコネクター
XHコネクター2ピン(Amazon)
※もっと安いものもあります。海外発送のものは1か月かかるものもあるので注意してください。

スペーサー


その他
・M3ねじ

あとはM3ねじと、ワッシャー、ナットがセットになったものをホームセンターで買っておけば、製作できるかなと思います。

モータードライバの回路図をこちらにも載せておきます。

TJ3Bとの接続方法はこちらです。



このマシンの製作例は、あくまで例であり、サンプルです。
作ってみて、少し動かしてみましたが、ギヤボックスからやけに大きな音がしたり、それ以外にもいろいろな問題点もでてきそうだと感じました。

なので、みなさんが製作してみて、それについては、みなさんが責任をもってください。
おススメされる通り作ったのに、壊れやすかったとか、問題があった、と言われても困ってしまいます。
それより、「どれぐらい壊れやすいのか」「どんなところに問題があったのか」が重要です。
それに気づいたという事はすばらしいことで、今回の作例よりコストの高い部品を使って製作した場合にも起こりえることがほとんどでしょう。今回それに気づけたことは次のステップに進む際の良い経験になるでしょう。

そして、このマシンはギヤがプラスチックであり、衝突による急停止の負荷がギヤにかかるのは耐久性に不安があります。壁への衝突を練習で繰り返すと故障が早まるでしょう。ですが、それなりに作ればそれなりに動くと可能性も感じました。
きっとみなさんが初めて製作した場合には、問題がたくさん起きるだろうと思います。

もし問題があった場合に、やっぱりもっと高い部品を買わないとだめだ、とモノのせいにして諦めるのは一番簡単です。でも、そうではなくて、問題があったけど、どうしたら良くなるだろうか。と考えることが重要です。問題は自分の製作スキルのせいではないか、と疑ってみてください。そしていろいろと試行錯誤することも価値のあることです。

幸運を祈ります。

また次回はこのマシンのプログラミングについても記事にしたいと思っています。

その他の情報は技術情報にまとめてある記事も参考にしてください。

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