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ロボットプログラミング講座 第3回

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6月15日(土)ロボットプログラミング講座 第3回が行われました。 入門講座では、5回の中でロボットの組み立て、プログラミングを行って、おおまかなロボットのしくみと、パソコンを使ったロボットのプログラミングの仕方を教えています。みんな5回の講座を終えればロボットにサッカーをさせられるようになります。 でも、本当に楽しいのはこれからです。これまではみんなと同じことをして試してみただけでした。サッカーをしても勝ったり負けたりほとんど差はでません。 入門講座が終わった後の改造講座では自分の思うままにロボットを改造していきます。スピードをあげたいとおもえば、そのための改造を、ボールを素早く見つけようと思えば、そのための改造を。 改造講座では、講師からこれをやりましょうとは言いません。これから改造すればあんなことやこんなこともできるよ、という話はします。すると「何をやったらいいか分かりません」と言われます。「ロボットをどうしたいの?」と質問し返します。ロボットを自分でどうしたいのか?求めるのはスピードか賢さか、それがモチベーションなのでそれがなければ終わりです。それが分からないときは試合をします。当然弱いです。既に改造している子たちがいます。自分のロボットとの違いに気づきます。「なんでスピード速いの?」「モーターをいいやつに交換したからね」「俺もやってみたい!」 私は入門講座では講義形式で講座をしますが、改造講座では10分程度話すことがあるぐらいです。 ただし、質問は常に受け付けています。ほとんどの時間は、「教えてください!」という誰かにつかまって話をしています。 ロボットクラブは教える場ではなく、自分で学び、質問できる場にしようと思っているからです。自分で学びながら作るということは難しい。最初のうちは誰もが作ったロボットはがたがたで、まっすぐ動かなかったりします。でもけなげに動くところがかわいい。人に教えてもらってそこそこ強いロボットができたらそこで終わってしまいます。自分で作ったけど、それが弱いからこそ、次はこうしよう、という想いが生まれます。それは1か月や2か月では成果として表れないものです。定期的な競技会での出会いや刺激も必要でしょう。やる気が出ないときもあります。しかし、数年たって周りが気付くのです。な