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ロボカップジュニアサッカー ライトウェイトリーグ オンライン交流会がありました

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 郡上ロボットクラブからもいつも出場しているロボカップジュニアの大会が、岐阜県に緊急事態宣言&まん延防止措置がでたため、集合して行う予定だった競技日程が延期になりました。 代わりに、オンラインで成果発表を行う交流会が開催されました。 行われたのは、サッカー競技の中で、ビギナーを卒業した子たちが参加するライトウェイトリーグです。 各地区で行われた競技によって選抜された岐阜ブロック11名のチームが参加しました。 まだ大きな大会に慣れていないチームから、もう何年も参加しているベテラン高校生チームまでいます。 発表会はチームごとに5分間、自分の作ったロボットについての工夫を発表しあうというもの。各チームは優劣は関係なく、この1年間で自分たちが取り組んできたことを自信をもって発表していました。それぞれのチームに良いところがあり、今後を期待させるものがあり、とても良い機会になったのではないかと思います。 そして、昨年もそうだったのですが、ベテランチームが説明をはじめると5分ではまったくおさまらない。昨年は初めてということもあったので、制限しませんでしたが、やはり5分に収めることも重要ということで、今年は延長は1分までと制限することにして、その中でやってもらいました。 5分の中でいかに多くのことを伝えるのか、伝えたいのかの熱意が伝わるプレゼンがいくつかあり、非常に見ごたえのあるものになりました。 午後は希望者のみ参加のテクニカルプレゼンがあり、そちらでも先輩たちの非常に有意義なロボットに関わる話を聞くことができました。私も楽しかった。 来月に競技は延期されました。その時には彼らのロボットが実際に動く様子が見られることを期待しています。とても楽しみです。

TJ3Bにm5stck UnitV AI Cameraをつなぐ(暫定版)

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  とりあえず、UnitV AI Cameraを買ってみました。 なぜか。カメラは欲しいけど、Pixyの(たぶん)値段がネックになって?なかなかカメラが普及しないからです。 このUnitVは旧型が2千円ちょっと(現品限りの製造停止品)、新型でも3千円ちょっとで買えます。 ※上記は記事作成当時、今(2023.3.29)は5千円超えてます 今回試してるのは旧型です。これと、M5Atom Matrixもいっしょに買いました。こちらも面白いデバイスでいろいろ遊べます。 私はOpenMVとか何にも知らなかったんですが、このCameraを使って色追従しているデモ動画を見つけて、手の出る値段だったのでロボカップジュニアで使えるんではないかと期待して購入してみました。 これと確実につながるM5stack製品でロボット作るのも面白そうだと思いました。 結果、このカメラ本体にI2C slaveのプログラムを記載して、TJ3Bから色の位置データを受信することに成功しました。 まだまだ課題がありますが、とりあえず動いたので、暫定版記事として公開します。 UnitVは、最初どう使うかまったくわからなくて、Firmwareの書き込みソフトとかいろいろ説明すっとばして、いきなり本命のMaixpyというソフトをダウンロードしてUnitVをPCに繋げたら動きました。これについてはいろいろ記事があるんで参考に進めてください。 参考ページ:  UnitV Docs(M5STACKのUnitVのページ) MaixPyダウンロード(0.2.5) Firmwareは新しいもののほうが安定するらしいです。結局後からFirmwareも書き込みしましたので古いままで問題あるのかどうかはわかりません。テストぐらいならそのままできました。(2022/05/10 購入後そのままでもMaixPyに接続して動作はしました。) この時点で、サンプルプログラムを動かして、色設定を変えたら、けっこうちゃんとオレンジボールを認識することを確認。 簡単にここまで行けてしまって、結構すごい。ただ、色の設定はちょっと特殊だけど、オレンジはやってしまえばほぼ同じ設定でいける。 このあと、m5AtomをUIFlowで動かしてV-Function使ってUnitVをつないだりいろいろやってて、何か間に挟めばI2Cでデータを送受信することは余裕なこ

TJ3Bのスタートスイッチがきかなくなった場合の修理方法

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 TJ3Bを使っていると半年から一年ぐらいで、プログラムのスタートスイッチが反応しないということが起こります。最初のうちは何度か押し直すと動くのですが、そのまま使っているとどんどんきかなくなっていきます。 知らないとTJ3Bの故障として買い替えるしかないのか、と思ってしまうかもしれません。しかし、簡単に修理できるので、改造の練習と思って修理するのがおすすめです。 スタートボタンのスイッチは「タクトスイッチ」という名前のスイッチで、それほど耐久性は高くありません。ボタンを押す際に火花などにより接触部分の金属が酸化し、接触不良が起きやすいようです。その代わり安価です。 用意するもの ・代わりのタクトスイッチ  例( 秋月電子で購入できるタクトスイッチ ) ・コード10㎝程度×2本 以上です。送料抜きで100円以内で修理できるかと思います。 やり方 本体のスイッチの裏の金属部分からコードを伸ばして、新しいスイッチにはんだ付けします。 スイッチの固定方法ですが、一番簡単なのは、TJ3Bの本体の穴に爪をひっかけてしまう方法です。 こんな感じで固定して配線してみました。 もともとのスイッチは取り外す必要はありません。取り外してサイズが同じものを交換しても良いですが非常に大変で、はんだごての熱で他の基版の部品を焼きかねないので、あえて取り外さず、別の場所にとりつけることをお勧めします。 終わったら、電源を入れて、スタートボタンが動作するか確認して、動けば完了です。動かない場合は、つける場所を間違えているかどこかに必ず接触不良があるので確認してください。スイッチの端子には左右の差はありませんが、たて、よこがあります。かならず、図のように、「ピンの金属が見える側面から2か所に」取り付けてください。 以上です。簡単なことですが知らないと修理もできないと思います。 また、これを知っていても起こり始めたばかりのころは、もう一度押せば動くから大丈夫、と思いがちです。メンターの方にアドバイスするなら、安いものなので部品だけ渡して自分たちでできる状況にはして「やれ」とは命令しないほうが良いと思います。 競技では何度も押し直させてもらえないのでスタート時にロボットが動き出さないことが何度も起こってしまうと、プログラムでは勝っていても、まともに戦えないという状況になるでしょう。すると、試合当日にはん