TJ3Bのセンサーを増やす マルチプレクサの使い方
TJ3Bでセンサーを増やしたいけど、もうセンサーポートがないよ、と言う場合があります。 方法として、センサーをつなげたサブマイコンを用意して通信させる手があります。 その場合も2つ方法があり、 案1. Arduino(アルディーノ)など、他のマイコンで作る 案2. TJ3Bまたは、TJ3Bcoreを用意して接続する があります。 案1はArduinoは値段も安く、とても良い方法です。ただ、もう本体もArduinoにしたいと思っているレベルの選手ならやれるでしょうが、Arduinoを使ったことがない場合にセンサーを増やすためにやるのはちょっと難しいと感じるでしょう。 案2はものさえ用意できれば、ケーブルを接続しほぼ設定するだけでできるので難易度は低いです。ただし値段がそれなりにかかりますので、予算が問題になります。もう少し安くて工夫次第で使えるものはないのでしょうか。 今回はちょっとお試しレベルでできるものを紹介します。 値段は安く、難易度はそこそこで、電子工作やマイコンの仕組みなども学べるので今後TJ3Bを卒業してからも役に立つものです。 それができる装置は「マルチプレクサ」と言います。 今回はAmazonで買えるものを試してみました。 Amazonリンク https://amzn.asia/d/1HDxL57 10個で1000円以下とリーズナブルです。これでセンサーが増やせるなら楽しそうです。 マルチプレクサの仕組みと接続 C-CODEを使う部分はありますが、この値段でセンサーの数を増やせるのは魅力です。 例ではセンサーポート4つを使って8個のセンサーをつなぐ例です。 このように、CN8,CN9,CN10をOUTPUTにしてセンサーの番号を指定すると、CN7に特定のセンサーがつながるという仕組みです。 マイコンをつなぐことを考えれば単純な配線なので、これぐらいは練習でやってみると良いと思います。 マルチプレクサのプログラム(新(黒)マイコン) ※白マイコンについても同じ論理でできる(コードは異なる)はずなので確認次第追記します。 センサー番号を指定してからCN7を読み込めばいいのでプログラムを書いてみます。 理論上は、これで指定したC0のセンサーの値が変数Aに入るはずです。 だが、これだとおかしな値が出てきます。 解析の結果...