お試し3輪の製作1(足回りの製作)
今まで2輪だったけど、とりあえず3輪を作ってみたいという人のための記事です。
とりあえず、始めは試しにやってみることが重要です。製作1号機からいきなり強いロボットができるなら、誰も苦労していません。何度も失敗して試行錯誤しながらロボットの弱点を克服する方法を考え、改造していくことがロボカップジュニアのレベルアップの近道です。
先輩の真似をして、というのはもちろん良いですが、理解しないまま受け売りの知識で製作しても一時的には強くなった気になれるかもしれませんが、自分のスキルは全く上がっていないことに後で気づくと思います。
なのでとりあえずできる限り自分でやってみる。そしてダメなところ、どうしても自分では解決しないところを先輩に聞くと良いでしょう。
とりあえず試しに作るとして、性能は二の次で買いやすいもので製作していきます。まずは失敗しても次の挑戦の糧になれば良いのです。
使用部品:
●5速ツインギヤボックスHE
●48mmオムニホイール(六角ハブ対応)
●電池ボックス
●A4 MDF クリップボード 1枚
※ダイソー、セリアなど、100均で探してみてください
●その他
M3の皿ねじ(ナット) 一袋
M3ワッシャー 一袋 (MDFに直接ナットを締め付けると削れてしまうため)
※ホームセンターで調達してください。
3輪作りたいけど、どうすればいいか分からない、と言う人には、口や文章で説明するよりやり方を見せたほうが早いです。ですが、1人1人に寄り添って教えることは難しいですので、今回は実際にサンプルを製作する動画を撮影しました。もし作り方が分からない場合はとりあえずディスプレイでこれを再生しながら真似してもらえれば、製作はできるはずです。
これで、我がクラブでも、詳しく教えてくれる人がいないから3輪にできない、と言う選手を減らすことができるはずです。
ですが、これはあくまでファーストステップであり、この先の皆さんの各自の取り組みにより、さらなる改善をしてくれることを期待しています。
音声はありますがおまけ程度で、映像とテロップを見ていただければ伝わるかなと思っています。
一度経験していれば当たり前のことでも、初めのころは何もかもが分からず、どうやっていいかわからないこともあります。
何が参考になるかわからないので、ほぼノーカットで一部倍速しながら、製作中の動画を作成しています。ゆっくり過ぎる場合は、2倍速にして見るとよいです。
これは第一弾なので、この続きはまた1か月後ぐらいに公開予定です。
【更新】
続きの記事はこちらです。
その他の情報は技術情報にまとめてある記事も参考にしてください。
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