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郡上高校農業科で、カメラと小型コンピュータの農業への応用の授業を行いました

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 2024年1月25日 郡上高校にて、カメラと小型コンピュータを農業への応用についての授業を行いました。 これは私が支援として入っている園芸科学科の選択授業で、2年生16名を対象に行われました。 それまでの授業で、小型コンピュータの使い方、センサを使った自動潅水装置などの演習を行っている生徒が対象です。 授業ではカメラを使って作物の写真を撮り、それを加工して作物の大きさを抽出し、その大きさを数値化する、というところまでみなさんにもやってもらいました。 難しいところはもう用意してあるプログラムがやってくれるので、基本的な命令や、選びたい対象物の色などを設定するだけで使うことはできます。その辺は、一定の知識さえあれば、調べればその辺はお金をかけずにできてしまいます。 あとは使い方です。自分の作業を減らして効率を上げたければ自分たちで作ることが一番コストが削減できます。もし、それをどこかから買おうとすれば、数十万円、数百万円という金額がかかってきます。 それを売る人たちはモノのお金ではなく、持っている知識の値段としてそれを要求してきます。昔のように機械を買ったら終わりではなく、知識を持っていない限り、ずっとお金を払い続けることになります。 世の中には工夫さえすれば使えるものがたくさんあります。人が用意してくれるのを待っていて、もし欲しいものを誰かが売りに来た頃には、それは売ればもうかるから売りに来ているのであって、こちらが買っても相手を儲けさせるだけです。逆に自分で作って売ってしまえば、その分儲けることができたかもしれません。 授業の中ではそこまでは話せませんでしたが、授業を聞いた誰かが作る側の人間になって、サービスを買う側ではなく、サービスを提供する側になってもらえたらないいなと思います。 3年生が製作した植物工場 LEDとファンを使って明るさと温度を自動調整して植物を育てる