レスキューフィールド(坂道)を作りました

ロボカップジュニア レスキューのフィールドを作成しました。といっても一部のみです。

ロボカップジュニアレスキューは日本リーグ、ワールドリーグ、その中にもラインとメイズといろいろありますが、もっとも初心者向けなのは日本リーグと呼ばれます。

競技は前から知っていたのですが、自分で試してみたことはなくて、先日始めてロボットをフィールドで走らせてみました。

すると、プログラミングでなんとかなるライントレースはほぼ完璧だったのですが、段差では引っかかり、坂道では滑り落ちました(笑)


レスキューのフィールドには斜度25度の斜面があり、かつフィールドの床素材が摩擦のないつるっとしたもののため、何の工夫もない2輪ロボットだと、登ることさえ困難でした。

そして高さ1cmの段差も甘く見ていましたが、直径4cmぐらいのタイヤだと乗り越えるのも難しい。たとえなんとか乗り越えられたとしてもラインから外れてしまう。地味に難易度の高い部分があることがわかりました。これは実際に走らせてみないとわからないことでした。


というわけで、実際に走らせられるフィールドがないと改造して試すこともできないので坂道を作成しました。

段差は1cmの角材でも最後に貼り付ければいいので、後回しです。



2cm程度の角材と4mmMDF、2.5mmベニアで登りきったところの台を作り、坂道はを25度の斜面になるように2.5mmベニヤを切って角材を木工用ボンドで貼り付けて組み立てました。
台には一部木ネジも使いましたが最低限にしておきました。ボンドよりも木ネジのほうが乾くのを待たなくていいので作業は早いんですが、締めたときにどうしてもずれるので、メインはボンドで固定していきました。


無事に完成、と思ったんですが、なぜだか斜面を長さ60cmにしており、他のパネルと並べたときにずれてしまうことに。

正式なフィールドを作る場合は、斜面の底辺を60cmにしないといけないですね。失敗しました。

でも、斜面を登らせる、または下らせるテスト用と思えば十分使えます。


個人的にはそれほど難しいとは思いませんが、注意点は、寸法通りにまっすぐのこぎりを引くことと、歪んだりしないように構成してずれないように張り合わせることです。それほど強度はいりませんが、歪まないように気をつける必要があります。ベニヤ板は大きく反ることがあるので、今回は反りが少ないようにフィールド面の板はMDFで構成しました。


さて、この坂道を登るようにするために子どもたちはどんな工夫を思いつくんでしょうね。楽しみです。

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