ロボットプログラミング講座 2日目


 10/22(土) ロボットプログラミング入門講座の2回目が開催されました。

前回は、ロボットの組み立てを行いました。慣れないドライバーとラジオペンチを握ってナットを回してロボットを組み立てました。

ナットを回すのは大変ですが、なんでナットで止めるんですかね。ちゃんと後で分解して、また組み立てられるようにするためです。フタをして開けられないようにしてしまった方が楽で頑丈かもしれませんが、それだと、何かあった時に分解できないですね。

そして、組み立てたロボットを今日はパソコンを使って「命令」をしてみました。

命令と言っても、前にいけ、回転しろ、後ろにいけ、という命令です。

ちなみに、「前にいけ」、とはロボットには 「左右のモーターを前向きに回せ」、という意味になります。

一つだけではなく、命令は続けて行えるので、

「前にいけ」

「回転しろ」

「後ろにいけ」

「逆回転して」

「前にいけ」

という風に、連続して命令をしておくと、まったくその通りに動きます。

そして、覚えた命令は、何度でも実行することができ、ロボットは何度でも同じ動きをします。

この命令を作ることを「プログラミング」と呼んでいます。

講座では、これを実践して、遊びながら学んでもらいます。こんな簡単に自分がやれることが「プログラミング」だとは思ってなかったかもしれないですね。

今回の子どもたちは覚えも早くて、どんどん、自分で新たなプログラムをつくり出してロボットにいろいろな動きをさせていました。

慣れてきたら、次に「センサー」を使ってみます。

「センサー」を使うと、なにがあっても今までは命令通りにしか動けなかったロボットが、壁にぶつかったら別の動きをする、ということができるようになります。

実際に壁にぶつかったら向きを変える、というプログラムをいれると、ずっと進んでもし壁があると方向転換して、また別の方向に進んでいく、というロボットができます。

ロボットが外の世界を認識した瞬間です。

今日は最後に、ロボットの前にボールがあったら・・・というプログラムを組みました。

ボールは赤外線を出していて、ロボットは前面に赤外線に反応するセンサーがついています。

これを使うと・・・ボールの方向を向いたら、ボールのほうに向かっていくプログラムができました!

これがサッカーの基本になります。

今日の最後はこれでサッカーをしました。まだ単純な動きしかできないですが、初めて自分のロボットがサッカーをしました。苦労している分、かわいく見えますね。ゴールをいれられたらとてもうれしいです。


一方、半年早く始めた先輩たちは自分のロボットの改造に大忙しです。

改造パーツを注文して、難しい、無理だー、と言いながら改造をしていました。

はやくも、自分だけのロボットになってきました。12月のサッカーの試合が楽しみですね。



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