ロボットプログラミング入門講座 R4前期 開催中

 5月21日(土)より、ロボットプログラミング入門講座講座を開催中です。


入門講座は、5/21, 28, 6/11, 25, 7/9の5回の講座で、小学4年生から中学生までが参加できる講座です。5月からと10月からの年2回開催しています。


初めてロボットを扱う子のための講座で、プログラミングでどのようにロボットを動かすかを学びます。

入門用のソフトウェアでブロックを並べるようにプログラミングがおこなえますので、初心者でも大丈夫です。プログラミングでロボットを動かせるようになったら、サッカーを行うプログラミングにチャレンジします。


初回はロボットの組み立てです。

部品を一度組み立てた後にも改造のために分解できるように、ねじとナットが使われているんですが、慣れない子どもたちにはナット回しも一苦労です。正しく組み立てられるとロボットが正しく動き出しますが、ナットがゆるんでいたり、取り付け方法が逆だったりするとロボットが変な動きをしたりします。




2回目からいよいよプログラミングを開始します。


まずは前進してみるプログラムから。ロボットに命令を与え、その通り動くという経験は楽しいもののようです。その過程は驚くほど簡単で、そこで戸惑う子はいません。
適当な命令で適当な動きをするのはすぐできますが、思い通りに動くような命令を作るとなると、難しくなってきます。あーでもない、こーでもないと試行錯誤が必要です。


3回目はセンサーを使ったプログラミングを行います。

命令をただ実行するだけのロボットは、前進の命令を出すと壁があっても突っ込んでいきます。いくら命令されても人間はそんなことはしませんね。目で見ることができ、危ないと思ったらやらないという判断をしているからです。ロボットにもセンサーという「目」がついているので、これを使って、「前進するけどもし壁があったら止まる」というプログラムを組んでみます。

4回目になるとサッカーのプログラムをします。

目の前にボールがあると反応する「赤外線センサー」を使って、前にボールがあるときは・・・、ないときは・・・というプログラムを組んでいくと、ボールを追いかけるプログラムができます。ほぼ3回目にやった内容で試合までできてしまうんですが、もっと強くするにはどうすればいいのか? これを考えていきます。

5回目 サッカー大会

出来上がったプログラムでサッカー大会をします。だれが勝つのか、それはやってみないと分からない。直前まで調子が良くても試合では全然動かなかったり。途中で電池が切れてしまったり、ねじがゆるんでロボットが壊れてしまったり。実際にプログラムの作成スキルだけではなく、いろいろなことが起こります。


今は、ちょうど6/11に3回目が終わったところ。今回のメンバーは賑やか。これからが楽しみです。



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