白鳥小学校4年生のプログラミング授業に行ってきました


 11月9日(火)白鳥小学校にて、プログラミング体験の授業「プログラミングって何だろう?」を実施しました。


今回は4年生の2クラスが対象です。それぞれ2時間ずつを使って授業を行いました。

4年生というのは意図があって、プログラミング、特に「Scratch」(※1)というツールは4年生ぐらいから十分に活用できるものなので、5年生、6年生でも、もちろん良いのですが、早くから知っておくことで、家やその他で触ることのできる期間が長くなり、可能性が広がることもたちが出てくることが期待できる、という狙いからです。

Scratchは直感的にプログラミングできるツールとして非常に優れており、世界中の子どもたちがプログラムを作成し、公開しあって刺激を受けあうコミュニティが出来上がっています。できればそういう中に入っていける子が一人でも出たら素晴らしいと思っています。

(※1)ScratchはMIT(マサチューセッツ工科大学)で開発されたプログラミングツールです。ブロックをつなげていくだけでプログラミングすることができ、とても理解がしやすく、すぐ使えようになります。


内容としては、以下のような感じです。

最初は資料を見ながら、問いかけを交えて進めます。

  • プログラムって何?
  • どこにあるの?
  • ロボットって何?
  • プログラムの中身は?
  • 試しにやってみよう
  • プログラミングで動くものに触ってみよう
「えーっ?」とか「なるほど!」みたいな反応を大事にして進めています。



ここまでで、プログラムというものの意味が分かってきたらいよいよ実際にタブレットを使います。
今年からみなさん、1台のiPadを持っているので、それでScratchを使って、プログラミングに挑戦しました。


表示されたおさかなさんを元気に動かすことが目標です。
最低限の操作方法を伝えた後は自由時間です。クレヨンの使い方と題材を教えたらあとは自由に書いてもらう、という感じに似ています。

そうして、時間がたってくると、とても個性的な作品が出来上がってきます。決してまとまっていなくていいのです。海の中を陸の動物が泳いでいても、人間が空を飛んでいてもいいのです。今回の目的は「プログラミング」なので、この仮想世界の中では、自分が命令すればなんでもありなのです。自分が神様の世界です。

最後に、自分の作品を前の画面に映します。僕は、映したい、と言った子だけを映します。
でも、自分の作品を映したい、という子どもたちで行列ができました。とっても個性的な子どもたちの世界の作品をたくさん見ることができました。

とっても楽しい時間になりました。

もっとやりたーいという子どもたちがほとんどでしたが時間が来てしまったので終了しました。おうちでもっと試してプログラミングの世界にもっと触れてみてください。

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