令和3年度前期のロボットプログラミング講座が終了しました

 現在は、岐阜県の緊急事態宣言がでていることもあり、活動を休止しています。

5月から8月の途中までは何とか開催できたのでラッキーでした。

今回は休止前の最終回の活動を紹介します。


8月21日に郡上八幡青少年センターで13時から16時にロボットクラブの活動を多ないました。

この日に予定されていたのは「練習試合」で、本来ならば、次の週に「ビッグフィールドを使った交流会」を予定してその準備としての活動とする予定でした。

しかし、コロナウィルス感染者数の急増により、次週は休止せざるを得ない状況となっていたため、予定を急遽変更して、8月21日に「ビッグフィールドを使って練習試合」を行いました。

感染予防を考慮して、向かい合わせにならず、密にならないように座ります。

用意したのは、通常の約2倍の広さがあるフィールドです。これならロボットが同時10台ぐらいでゲームができます。

3か月かけて組み立てとプログラミングをしてきたロボットに命令をパソコンで打ち込み、ボールを追いかけさせることでサッカーをさせます。でも、ロボットはそんなに簡単に思い通りには動いてくれません。ボールの周りを行ったり来たり、変な方向に行ってしまったり、ボールを見失ってうろうろしていたり。

そのため、最初は小さなフィールドでテストします。ロボットの動きを確認し、おかしい点を考え、プログラムを見直し、再度ロボットに覚えこませて、また動かす。この繰り返しをしてロボットの動きを少しずつ良くしていきます。みな、真剣です。


そして、チームを決め、試合の時間を決めました。
それまでは準備の時間。
そして、時間が来たらいよいよ本番の試合です。

でも、やっぱり試合になっても、くるくる回ったり、どっか行ってしまったり。ロボットはなかなか言うことを聞いてくれません。プログラムに正解はなく、どんなプログラムでも相手のゴールにシュートができれば成功です。でも、途中までうまく動いていたのに、一行変更してしまっただけで動かなくなることもある。どんだけ賢いロボットを作れるか、そのために決められた命令を組み合わせてどれだけ思い通りの動きをさせることができるか。頭を使った知力の戦いです。

そこにはゲームの楽しさもありながらも、世の中で使われている技術の仕組みをどれだけうまく使えるかということです。リアルな動く教材としてロボットを見た場合、教科書だけではわからない情報があふれています。子供たちの目の前に学べることが山ほどあるということです。

今回は、例年より多くの子どもたちが入門講座に参加してくれました。とても嬉しかったです。残念ながら最後の練習試合に来れなかった子たちも多いのですが、まだまだチャンス貼ると思います。

好きなことをやろう。好きなだけやってみよう。世の中のもので自分たちで作れないものはありません。しかし、作ろうと思わないと作れません。そんな子どもたちをロボットクラブでは受け入れて安全第一で見守っていきます。

小学生というまだ社会教育には早いと思われる時期だからこそ、好きなことに好きなだけ挑戦してほしいと思います。


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