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ロボカップジュニア郡上交流会2025夏を開催しました

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  8月30日(土)に郡上八幡青少年センターにて、ロボカップジュニアに取り組む選手を対象とした、ロボカップジュニア郡上交流会2025夏が開催されました。 ロボカップジュニアの活動をしている41人が集まりました。 午前中は、技術交流会を行いました。8人の3年以上の経験者である選手、またはOBの方が自分の取り組みを紹介してくれました。 製作したロボット、夏休みに作った工作、取り組み方、調べ方、心構えなど、技術面だけでなく、いろいろなお話が聞けました。なかなか時間を取って聞くという機会もないものなので、毎年とても参考になる話が聞けて面白いです。 今後もやっていく予定なので、今回話を聞かれた人はぜひ次は発表者になってもらえるとうれしいです。 午後からは、7名で5チームつくり、通常2倍のビッグフィールドでサッカーを行いました。 チームは上級者から初心者までだいたい同じレベルの選手が1人ずつランダムで入るように組みました。ロボットの状態次第で強さに差がつきすぎることを心配しましたが、思ったより動くロボットも多く、どのチームも得点できていて、大きな差はなかったと思います。 なかでもやはり、OBのロボットが強いところが得点力が高く、やはり勝利が多かったようです。そのようなロボット目指して皆さん頑張りましょう。 ビッグフィールドの試合の様子です 勝敗もつきましたが、はっきり言って「勝った、負けた」は重要ではありません。 たまたま強いチームで勝てたのかもしれないし、たまたま調子が悪くて負けただけかもしれない。それよりも自分のロボットは動いたかどんな課題があることに気づいたか、これからどんなロボットを作りたいと思ったか、が重要です。 これからいよいよ12月の地区大会に向けて、ロボットを仕上げていく時期に入ります。 まだ大会までには時間のある現時点で試合をしてロボットをうごかしたこと、上級者のレベルの高いロボットを見られたことは、かなりのアドバンテージとなると思います。冬にもっと強いロボットを持って来てくれることを期待しています。

ロボカップジュニア郡上交流会2025夏

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郡上ノード主催、ロボカップジュニア交流会を開催します。 他ノードの選手、OB、大人も歓迎します! ぜひ、ロボットを持参のうえ、参加ください。 午前のみ、午後のみの参加も可能です。 日時:8月30日(土)10:30~16:00    (自由交流17:00まで場所使用可) 場所:郡上八幡青少年センター    〒501-4221 岐阜県郡上市八幡町小野8丁目5−2     https://maps.app.goo.gl/7RD7MhiV57qD5uNw9 参加費:不要 リーグ:ロボカップジュニア     サッカー ライトウェイト     サッカー エントリー 内容(予定):    10:00~10:30 会場準備    10:30    開始    10:30~12:30 午前の部 技術交流会    13:30~16:00 午後の部 サッカービッグフィールド    16:00    終了    16:00~17:00 自由交流(任意参加)    17:00~17:30 片付け、解散 対象: 選手だけでなく、OB、大人の参加も歓迎します! 参加登録:以下のフォームから登録をお願いします。      ・登録の無い飛び込みの参加も可能ですが、       人数把握のため理由がない限りは事前登録をお願いします。      ・都合がつかなくなった場合などキャンセルの場合はメールでご連絡ください。 申し込みフォーム:  https://forms.gle/7DC71eD6KQE2EyQv5      【参考情報】公共交通機関の場合  岐阜バス高速岐阜八幡線の利用が便利です  最寄りのバス停 郡上高校前から徒歩15分(1.1km)  岐阜駅→ 郡上高校前 10:01着  郡上高校前17:40発 → 岐阜駅 ・その他不安な点がありましたら(gujorobo@gmail.com)宮崎までお気軽にお問い合わせください。 メールアドレスは緊急時の変更、中止の際の連絡に使用しますので有効なアドレスで登録ください。  

令和7年度の改造講座が始まりました

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  2025年7月12日、八幡青少年センターにてロボットプログラミング改造講座が始まりました。 この講座は自分のロボットを購入し、それを組み立て、改造し、プログラミングを行って12月のロボットサッカー大会への出場を目指す講座です。 5月~6月にかけて、3回のプログラミングを学ぶ入門講座を受講した生徒12名の中で、今年は3名が改造講座に進みました。例年よりも少なめの人数ですが、少数精鋭で頑張っていきましょう! 第1回目は、「組み立て」になります。自分で、ドライバーやペンチなどの工具を使ってサッカーロボットキットを組み立てていきます。慣れない工具も使ううちに慣れてきます。もし故障してしまっても自分で直せるように構造を理解しておくことは重要です。 細かい部分もありますが、丁寧に組み立てていけば大丈夫。時間をかけてやっていきましょう。 クラブには、今年始めたメンバー以外にも30人弱のメンバーが所属しています。彼らは昨年以前にすでに改造講座を受講し、大会も1回以上経験しているメンバーです。 冬の大会に向けて自分なりにロボットの目標を立て、部品を選択し、改造していきます。改造しても強くなるとは限りません。うまく動かなくなることも良くあります。そこは経験がまだ足りていないので試行錯誤です。まずはやってみる。うまくいかなかったら原因を考えてみる。これの繰り返しです。 このロボットは2年目にしては改造が良くできていて、今注目のロボットです。前方に「ドリブラー」と呼ばれるボールを保持する仕組みを付けています。 初のチャレンジにしては良くできていると思います。この先どのようになって行くのかが楽しみです。 改造講座の2回目はプログラミングに進む予定ですが、今年は人数も少なめなので、サポートは手厚く進められそうです。最初の頃が一番大変で、どんどん自分でやれることが増えていきます。目標は私がいなくても、いろいろなところから情報を入手して改造していけるようになることです。そうすると一気にレベルが上がっていきます。 2年目以降のメンバーのフォローもしていきます。みんなで面白いロボットを作っていきましょう。

TJ3Bに文字や数字を表示させる 液晶ディスプレイ(LCD)をつなげる

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 TJ3Bの中で正しく計算が行われているのか、値が正しいものなのかを確認したいと思ったとします。どうしたらよいでしょうか。 例えばコンパスの値を確認したいとします。今いくつなのかを見るためには、パソコンにつないでセンサーモニターで確認する必要があります。 TJ3Bの場合、LED出力ができるので、簡単な状態なら表示させることができます。 ボールを見つけたときにLEDをON、ラインを踏んだ時にLEDをON、などです。 これだけでも、反応しない原因をしらべるためには有効です。 センサーが反応したらモーターが回るはずなのに回らない、と言う場合、センサーが壊れている場合とモーターが壊れている場合の二通りの原因が考えられます。 この場合に、センサーが反応したらLEDがONとしておけば、 LEDがつかなければ、センサーが反応していないので、センサーが原因 LEDがついているのに、モーターが回っていなければ、センサーは反応しているのにモーターが回らないのだから、モーターが原因と判断できます。 センサーがどれぐらい反応しているか見たい、もしくはセンサーの2個の値がどうなっているか見たい、と言う場合はLEDでは難しくなるので、そのような場合に液晶ディスプレイ(以下、LCD)を使って表示すると便利です。 秋月電子で買える安価なLCDに表示させられたら便利です。 ソフトウェアの改良は必要ですが、候補の機器としては二つあります。 一つ目はこちらです。 I2Cの4ピンが出ていますので、ピンを間違えないように接続すれば動作します。 画像をクリックすると秋月の販売ページにとびます 二つ目がこちらです。 サイズが1つ目に比べて半分ぐらいだけど文字数は同じです。ただし、ピンが多く、ちょっとだけ自分で配線する必要があります。 画像をクリックすると秋月の販売ページにとびます 実際にこれぐらいの回路は作る必要があります。大きさからすれば確実にこちらの方が便利なので、どちらを使うかは回路を組めるかどうかで判断してください。 これらの機器をI2Cの4ピンコネクタでTJ3Bとつなげば、ハードウェアの準備は完了です。 ソフトウェアについて改良が必要と書きましたが具体的には、C-STYLEのプログラム内にあるテキストファイルの書き換えが必要です。Windows付属のメモ帳などでも編集できるので専用のソフトなど...

TJ3Bのセンサーを増やす マルチプレクサの使い方

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 TJ3Bでセンサーを増やしたいけど、もうセンサーポートがないよ、と言う場合があります。 方法として、センサーをつなげたサブマイコンを用意して通信させる手があります。 その場合も2つ方法があり、  案1.  Arduino(アルディーノ)など、他のマイコンで作る  案2.  TJ3Bまたは、TJ3Bcoreを用意して接続する があります。 案1はArduinoは値段も安く、とても良い方法です。ただ、もう本体もArduinoにしたいと思っているレベルの選手ならやれるでしょうが、Arduinoを使ったことがない場合にセンサーを増やすためにやるのはちょっと難しいと感じるでしょう。 案2はものさえ用意できれば、ケーブルを接続しほぼ設定するだけでできるので難易度は低いです。ただし値段がそれなりにかかりますので、予算が問題になります。もう少し安くて工夫次第で使えるものはないのでしょうか。 今回はちょっとお試しレベルでできるものを紹介します。 値段は安く、難易度はそこそこで、電子工作やマイコンの仕組みなども学べるので今後TJ3Bを卒業してからも役に立つものです。 それができる装置は「マルチプレクサ」と言います。 今回はAmazonで買えるものを試してみました。 Amazonリンク  https://amzn.asia/d/1HDxL57 10個で1000円以下とリーズナブルです。これでセンサーが増やせるなら楽しそうです。 マルチプレクサの仕組みと接続 C-CODEを使う部分はありますが、この値段でセンサーの数を増やせるのは魅力です。 例ではセンサーポート4つを使って8個のセンサーをつなぐ例です。 このように、CN8,CN9,CN10をOUTPUTにしてセンサーの番号を指定すると、CN7に特定のセンサーがつながるという仕組みです。 マイコンをつなぐことを考えれば単純な配線なので、これぐらいは練習でやってみると良いと思います。 マルチプレクサのプログラム(新(黒)マイコン) ※白マイコンについても同じ論理でできる(コードは異なる)はずなので確認次第追記します。 センサー番号を指定してからCN7を読み込めばいいのでプログラムを書いてみます。 理論上は、これで指定したC0のセンサーの値が変数Aに入るはずです。 だが、これだとおかしな値が出てきます。 解析の結果...

令和7年度の予定

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ロボットプログラミング入門講座から、改造講座まで、年間の日程を「 今年度の予定 」ページに公開しました。  上部のメニューからも見ることができます。 入門講座の申し込みについては小中学校にチラシを配布中ですので、配られるまでしばらくお待ちください。締め切りは4月末となります。

ロボットクラブは継続して活動しています

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しばらく活動記録の更新ができておりませんでしたので、久々の更新になります。 12月22日(日)にはメンバー約30名でのロボットサッカー地区大会「郡上ノード大会」を行い、約1年の活動の成果として自分のロボットの完成度と技術力を競い合いました。 1月26日(日)には県大会にあたる岐阜ブロック大会も開催され、郡上からも選抜されたチームが参加して健闘しました。 さらに、3月に開催される全国大会「ジャパンオープン」へ参加するチームもいます。頑張ってください。 さて、2月15日(土)にノード大会後、2回目の講座が開催されました。 大会をやってみて、ロボットにいろいろな課題が見えたり、こうしてみたい、ああしてみたいという改造のイメージがつかめたりしたでしょう。勝負をしないと見えてこないこともあります。 しばらくの間、各自でまた自由に改造を進めます。4月になったら改造後うごかせるといいね、と言うのが目標です。 板を切ったり、穴をあけたり、電池ボックスを追加したり、センサーをはんだづけしたりとみんな大忙しでした。 私も、講座内でロボット部品が買える、通称ロボショップの対応で大忙しでした。 講座費用に含まれる部品代は、こちらで買ったものを渡すのではなく、カタログの中から自分のやりたい改造のための部品を選んで購入します。 今年1年で成長したロボットたち。2輪から3輪になりました。 動かすのはなかなか難しいはずなのですが、大会でもしっかりボールを追っていました。これからに期待です。 上級者のロボット。Arduinoを使用しており、プログラムも本格的です。 残念ながら大会には出場しませんでしたが、画面がついてたり、ボタンがあったりと機能がなかなかすごいです。 今日も、3時間あっという間に過ぎました。次は3月15日です。 5月からはまた新しい講座が始まるので、それまでに自分で改造できるようにしておく必要があります。 どんどん改造して、次の大会ではもっと活躍できるように頑張りましょう。