ロボカップジュニア郡上ノード大会2020 レポート

1月18日(土)10時~16時 郡上市総合文化センターにて「ロボカップジュニア 郡上ノード大会2020」が開催されました。

事前にロボットプログラミング講座を受講した生徒26名が参加し、レベルに合わせて3つのリーグに分かれてロボットの製作技術を競い合いました。






会場には試合用コート3コート、練習用コート3コート、合計6つのコートが設置され選手の子どもたちは練習用コートで真剣にロボットを調整し、試合に臨んでいました

競技ルールでは、スイッチを入れたら自動で動くようにプログラミングされており、リモコンは禁止されています。あらかじめパソコンを使ってロボットにボールを追いかけるプログラムを作成し、ロボットにおぼえこませて試合を行います。
ボールは赤外線を発行する特殊なボールが使用されます。ロボットには赤外線センサーが搭載されていて、ボールの方向を判別して動きます。

相手のゴールにボールを押し込むことができれば得点が入ります。どんなプログラミングを作ってロボットにおぼえこませるかは、選手次第です。








選手の子どもたちは限られた時間の中で、ロボットのプログラムを調整したり、故障したロボットを自分で修理したりしながら、試合を行っていました。









トップリーグで優勝したのは3年目の経験者率いるチーム「ハリネズミ」でした。ロボットはCADを使って設計され、レーザーカッターや3Dプリンターも駆使して製作されていました。ほとんどはホームセンターなどで入手できるもので製作されています。3年の間に地道にいろいろな技術を身につけてロボット製作に活かしてきました。ロボットの出来も素晴らしかったですが、ボールを相手方向へ押し込むために回り込む動きのプログラムも良くできていました。



上級者のロボットは効率よく動くことができるように、前後だけでなく横にも動けるように3つ、または4つのタイヤがついており、精密に設計され製作されていました。


子供たちはとても真剣なまなざしでロボット製作に取り組み、試合を行っていました。

郡上ロボットクラブでは、こうしたモノづくりをやってみたい子供たちを支援する活動を行っています。大会は初めて半年から参加できるビギナークラスからあり、レベルに合わせて参加することができます。最初からトップクラスの優勝を狙うことはできませんが、やる気に合わせてロボットを改造していくことができます。

興味がある人は、ぜひロボットクラブに見学にお越しください。

郡上ノード大会 その他結果

お問い合わせ

コメント

このブログの人気の投稿

センサー自作のための参考情報

TJ3BでHMC5883L(QMC5883L)を使う方法

TJ3Bにm5stck UnitV AI Cameraをつなぐ(暫定版)