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センサー自作のための参考情報

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現在、クラブで使用しているTJ3Bの増設用センサーの部品情報を公開します。 自分で作れば、その分ロボットを安く改造できますので、2個、3個とセンサーが必要になってきたら自作の価値はあります。型番の部品を探して自作してみてください。 ※この情報は自分で調べた以外に、いろいろな方から聞いたりしたことも含まれます。 ※この部品が最高である、という意味ではなく、あくまで、この部品であれば使えるものが作れたよ、ということです。これよりもっと良いセンサーが売り出されているかもしれません。気になるセンサーがあれば自分でも動くか試してみると良いと思います。 ※メンターの方へ こちらの情報を使用する場合、ぜひ部品調達に関して子供たちの助けになってあげてください。部品が用意できたら、あとはできるだけ子供たちに作成させてみてください。やらせてみると思ったよりできるものです。最初は壊してもいいように、部品は予備を含めて購入しておくと安心です。 TJ3Bには10個までセンサーをつなぐことができる拡張ポートがついています。 最初はタッチセンサー含めて5つのセンサーがつながっていますので、残り5つつなげますが、CN9とCN10はLEDがつながっているので、0%~30%ぐらいまでしか値が上がりません。できればそれ以外のポートにつなぎましょう。 CN1のボールセンサーとCN2のラインセンサーはそのまま使うことも多いですが、タッチセンサーが不要であれば、はずしてしまえばCN3~CN5も使うことができます。基盤のセンサーポートの端子にXHコネクタという3ピンの白い部品をはんだ付けして使用します。あとはセンサーとセンサーポートを3線のコードでつなぐだけです。 ボールセンサー  TSSP58038を使います。 抵抗とコンデンサはローパスフィルター(簡単に言うと、短い時間で出力が高くなったり低くなったりするのを抑える効果がある)になっていて、センサーからの出力を安定させるために必要です。  中央のセンサーに加え、左右にこのセンサーを追加した時のサンプルプログラムです。くるくる回って探していた時に比べて驚くほど素早くボールを見つけてくれます。 ラインセンサー  ラインセンサーはLBR-127HLDを使っています。フォトリフレクタと呼ばれるものなら

ロボカップジュニア2020 郡上ノード大会結果

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2020年1月18日(土)に、郡上市総合文化センターで開催されました ロボカップジュニア2020 郡上ノード大会の結果です。 結果 ライトウェイト トップリーグ 優勝 ハリネズミ 2位 GUJOROBO ライトウェイト ミドルリーグ 優勝 Light ship 2位 RAIZOU ビギナーズリーグ 優勝 スピードシューター 2位 マロン 3位 ロボット おめでとうございます! ライトウェイト 予選 Aリーグ ライトウェイト 予選 Bリーグ ライトウェイト 決勝 トップリーグ ライトウェイト 決勝 ミドルリーグ ビギナーズ リーグ総当たり戦

ロボカップジュニア郡上ノード大会2020 レポート

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1月18日(土)10時~16時 郡上市総合文化センターにて「ロボカップジュニア 郡上ノード大会2020」が開催されました。 事前にロボットプログラミング講座を受講した生徒26名が参加し、レベルに合わせて3つのリーグに分かれてロボットの製作技術を競い合いました。 会場には試合用コート3コート、練習用コート3コート、合計6つのコートが設置され選手の子どもたちは練習用コートで真剣にロボットを調整し、試合に臨んでいました 競技ルールでは、スイッチを入れたら自動で動くようにプログラミングされており、リモコンは禁止されています。あらかじめパソコンを使ってロボットにボールを追いかけるプログラムを作成し、ロボットにおぼえこませて試合を行います。 ボールは赤外線を発行する特殊なボールが使用されます。ロボットには赤外線センサーが搭載されていて、ボールの方向を判別して動きます。 相手のゴールにボールを押し込むことができれば得点が入ります。どんなプログラミングを作ってロボットにおぼえこませるかは、選手次第です。 選手の子どもたちは限られた時間の中で、ロボットのプログラムを調整したり、故障したロボットを自分で修理したりしながら、試合を行っていました。 トップリーグで優勝したのは3年目の経験者率いるチーム「ハリネズミ」でした。ロボットはCADを使って設計され、レーザーカッターや3Dプリンターも駆使して製作されていました。ほとんどはホームセンターなどで入手できるもので製作されています。3年の間に地道にいろいろな技術を身につけてロボット製作に活かしてきました。ロボットの出来も素晴らしかったですが、ボールを相手方向へ押し込むために回り込む動きのプログラムも良くできていました。 上級者のロボットは効率よく動くことができるように、前後だけでなく横にも動けるように3つ、または4つのタイヤがついており、精密に設計され製作されていました。 子供たちはとても真剣なまなざしでロボット製作に取り組み、試合を行っていました。 郡上ロボットクラブでは、こうしたモノづくりをやってみたい子供たちを支援する活動を行っています。大会は初めて半年から参加できるビギナークラスからあり、レベルに合わせて参加すること