ロボカップジュニア2018 郡上ノード大会

2018年1月13日(土)に郡上市総合文化センター多目的ホールにてロボカップジュニア2018 郡上ノード大会が開催されました。

 

今年度、5月と9月にロボットプログラミング講座として小学校にチラシを配布して応募のあった講座参加者を対象に、自律型のロボットを使った対戦型のサッカー競技で自分たちが作ったロボットの性能を競い合いました。



簡単にルールを説明すると以下の通りです。

ロボットのリモコン操作は禁止です。
ロボットにはボールから出る赤外線に反応するセンサーと、2つのモーターが取り付けられていて、プログラムをあらかじめ設定することができます。ボールがなかったら回転してボールを探し、ボールを見つけたら前進する、というような感じです。

競技が開始すると、サッカーフィールドの中に置いたロボットのプログラムをスタートさせます。スタート後はロボットに触ることはできず、2対2で行われるロボットを見守ることしかできません。
ロボットは子供たちが自分で作ったプログラムに従って行ったり戻ったりしながらコートの中でボールを押しあいます。

コンパス(地磁気を検知して北を判定することができるセンサー)を使って、いかに自分のゴールを避けて相手のゴールの方向に押していくかがポイントになります。

初めはなかなか自分の思うようには動いてくれず、自分のゴールにボールを持ってきてしまったりするロボットに対して、いかにプログラムを工夫し、相手のゴールに持って行くかというプログラムを作っていけるかが勝敗のカギです。

また、このロボカップジュニアで定められたサッカー競技では、プログラミングだけでなく、ロボット本体の改造を行うことも認められていることがポイントです。電池を増やしたり、モーターを交換することで、ロボットのスピードやパワーを上げることができます。

大会当日の様子

準備
 みんなで朝早くから集合し、机を並べたり、コートを準備したりしました。

開会式
 大会の進め方などの説明を受けました。

 
競技(予選)
 各チームくじ引きで決まった4つの相手と対戦し、勝敗数、得失点差を競いました。
 女の子チームのかわいいロボットもいました。
 

競技(決勝)
 順位に従って、4位までは決勝トーナメント、5位以下はリーグ戦を行いました。
 ゲーム中はロボットを見守ります。ゴールすることはなかなか難しく、得点が入ったときには歓声があがっていました。



競技(エキシビション)
 先輩チームと瑞浪から来てくれたゲストチームの対戦が行われました。
 ロボットの動きが鋭くてかっこよかった。あこがれた子たちも多いと思います。


写真撮影
 みんなで記念撮影をしました。


ロボットも大集合しました。


表彰式
 1位から3位までと、特別賞の表彰が行われました。

 表彰されたチームは以下の通りです。

 1位   4種のあじわいまんまるラムネ
 2位   うさいぬ
 3位   サッカー大好き
 新人賞  死ぬ気で粘る負けても笑う

 ※個人賞もありましたがこの場では非公開とします

閉会式
 興奮の余韻を残ししつつ大会が終了しました。

子供たちは思い思いにロボットを改造、調整して試合に臨みました。
あまり動かなかったロボットもあったけど、それは今の状態で満足せずチャレンジしていたからです。そのチャレンジを評価したいと思います。そして、ちゃんと相手ゴールにボールを運んでいくロボットを見てとても興奮し、感動しました。

とても良い大会が開けたと思います。今後も継続して開けるようにしたいと思いますので皆様、ご協力をよろしくお願いします。

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